湯奴-yuyakko-

元・社畜の雑記。V系と女性アイドルとアニメと読書が好きだから毎日忙しい。



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【第5回】岐阜ビギナー読書会レポ【読初会】

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どうも、湯屋こゆです(`∨´*)
読書会レポも板についてきました!今回は2019年2月に開催した読書会レポです♪

今までのレポはこちらからどうぞ。

第1回 テーマ:ミステリー
第2回 テーマ:恋愛
第3回 テーマ:2018年に読んだお気に入り本ベスト3
第4回 テーマ:笑

 

 

 

テーマ

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今回のテーマは「痛」です。参加者は私を含めて4名。
身体的な痛さ、精神的な痛さ、中二病的なイタさ、いろんな「痛」が集まりました。

 


人間失格

人間失格 (新潮文庫)

参加者の方が持ってきてくださった表紙デザインが見つからなかった~…。左上のどピンクの表紙です。これ以外にもデスノートの絵だったり文豪ストレイドッグスverとか色々あります。

これは私も読みました。確かにイタイ。当たり前のことを根本から疑って回りくどく、でも鋭く指摘してきます。友人いわく「元気な時に読まないと死にたくなる」。私も紹介してくれた方も特に死にたくならなかったので、元気だったんだと思います。

 

 


新釈 走れメロス

新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1)

日本の有名なお話を、森見登美彦が京都を舞台に自由気ままにアレンジした短編集。
お借りして読みましたが、元の話を知らなくても楽しめますb
巻頭についている京都地図に、メロスの足取りが描いてあるのも面白い!
どのお話にも1人2人は「バカだなぁ」と愛のある卑下を贈りたくなるようなクセの強い奴が出てきます。青春の痛々しさが全面にひたひたと広がってるかのよう。

他の森見作品を読んでると、ニヤリとできる仕掛けもあるのが嬉しいb

 

 

絶望名人 カフカの人生論

絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

この本、今回の読書会でとても人気でした!
チェコ出身の作家、フランツ・カフカの絶望にまみれたエッセイ。
本人は大真面目なんだろうけど、あまりの自虐っぷりに笑ってしまう。
ネガティブに振りきった言葉の数々は、なんだかいっそ生きるのがラクになるくらい、
元気がもらえるから不思議。

 

 

ナラタージュ

ナラタージュ (角川文庫)

ゴールデンボンバー歌広場さんが松潤のために狂ったように観に行った映画の原作、というイメージでした。当時の様子↓

 

 

ざっくりあらすじ。
大学2年の主人公に、かつて憧れた高校の恩師から、演劇部の手伝いをしてほしいと連絡がくる。
主人公はムリに誰かと付き合ってみたりもするけれど、先生への想いが募り、断ち切れない。結局は妻帯者である先生と結ばれて…。

ひらたく言うと不倫モノなんだろうけど、読んだらやっぱり主人公に肩入れしてしまうのかなぁ…。

この一文を当時22歳の作者が書いたと知って震えた。

お願いだから私を壊して、帰れないところまで連れていって見捨てて、あなたにはそうする義務がある―

 

時をかけるゆとり

時をかけるゆとり (文春文庫)

『桐島、部活やめるってよ』の著者、朝井リョウのエッセイ。
笑いをこらえるのが大変だから絶対電車で読んじゃダメ。
これは私も積読してるんですが、本を開いたところの著者紹介からもう笑える。ずるい。

何度でも言うけど、たかみなと朝井リョウがやってるラジオがめちゃくちゃ面白いから
朝井リョウが好きな人はとにかく聞いて。

 

 

 

ぼくは明日、昨日のきみとデートする

ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)


美大に通う「ぼく」は一目惚れした女の子となんとか交際にこぎつける(すごい
2人ではじめてのことをする度に泣いてしまう彼女には、ある秘密があってー
「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」

彼女の秘密を知った上で読み返すと、くるものがあるそうです。
このまぶしいストーリーに、私は別の意味でツラくなりそうです…。思春期の私は黒歴史製造マシーンなんで…。

 

 

雪の夜話

雪の夜話 (中公文庫)


受験勉強に疲れて抜け出した夜の公園で、僕は少女と出会う。
そのうちデザイナーになるけれど結局辞めてしまって、
故郷に戻っても居場所はない。それでも公園に行けばあの頃と変わらない少女が居て…。
主人公の悩みや挫折がチクチクと刺さるけれど、最終的にはハッピーエンドだそうです。

 

 

蛇にピアス

蛇にピアス (集英社文庫)

ここから私が紹介した本です。

蛇のように先が2つに割れた舌、スプリットタンの作り方は、まず舌先にピアスをあける。そのピアスの穴をどんどん拡張していって、最終的にハサミやデンタルフロスでちょきん。
めちゃくちゃ痛そうじゃないですか?という理由で選んだ1冊。

クラブやタトゥー、SMなどのめくるめく世界を、当時19歳の作者が書いたということが重要なんだと思う。

 

 

箱庭図書館

箱庭図書館 (集英社文庫)

乙一が読者のボツ原稿をリメイクした短編集。なのでいつもと雰囲気は少し違うかも。
全てのお話は微妙にリンクしてます。
クラス内カースト最下層の男女が、部活の場でだけイキり合う「青春絶縁体」が痛々しくてお気に入り。

 

 

猫鳴り

猫鳴り (双葉文庫)

タイトルの「猫鳴り」は、主人公がつくった言葉で、猫が気持ちよさそうにゴロゴロいう様子のこと。
そう帯に書いてあったのでほのぼのしたお話なのかな、と読み進めると見事に裏切られる。
猫のモンが幾度も捨てられる様子、頑なにゴハンを拒む姿、悲しさと愛おしさがぐちゃぐちゃに混ざり合って、胸がしめつけられます。

いつか猫を飼いたいなぁと思ってるので、読んでおいてよかった本ではあります。

 

 

読書会を終えて

同じテーマでも視点が変わると全く違う本が集まるのが面白いなぁ…。紹介本はお互い貸し借りをしたりもしてます。
今回は参加者さんが私の紹介本を後日読んでTwitterにアップしてくれててめちゃめちゃ嬉しかったです!

 

ではでは今回はこのへんで。
毎月岐阜でやってますので、ご興味のある方はコメントや私のTwitterにリプなどお待ちしております♪