【宿泊レポ】長野『松本本箱』は本好きには最高の空間
長野県・松本にあるブックホテル『松本本箱』に
Go to キャンペーンを使ってひとり旅してきました。
とっても、とっても良かったですよ~!すでにまた行きたい…。
写真たっぷりにレポします。
松本本箱は【Go to トラベル】対象ホテルです。
松本本箱とは
『松本本箱』は、長野県・松本にあるブックホテルです。
約300年の歴史がある老舗旅館をリノベーションしており、
わざとコンクリートがむき出しになっている現代風の造りになっています。
プロデュースは雑誌「自遊人」の発行やお米の販売をしている自遊人。
松本本箱と松本十帖のちがい
『松本本箱』で検索すると、『松本十帖』も出てきます。
と、予約時にたいへん混乱したので調べました。
『松本十帖』は同じ敷地内にある別の旅館です。
ちょっと分かりづらいのですが、手前が「本箱」、
奥にあるのが「十帖」です。
老舗旅館を『松本十帖』と『松本本箱』の2つにリノベーションしたわけですね。
同じ敷地内なので、Googleマップなどで場所を確認したい場合は
『松本十帖』で検索しても問題ないです。
予約時に間違えないようにだけ気を付けてくださいね。
・『松本十帖』は同じ敷地内にある別の旅館。
・老舗旅館を『松本十帖』と『松本本箱』の2つにリノベーションしている。
松本駅からのアクセスはバスがオススメ
松本駅お城口駅を出ると、すぐバス停があります。
32系統「松本城方面ゆき」を探してください。
約35分ほどバスにゆられたら、「浅間温泉」で下車します。
料金は360円でした。
タクシーだと3,000円近くかかるので、バスはかなりお得です。
下車したらまっすぐ歩きます。
こんなかんじの場所が見えたら右に曲がります。
曲がると右手にチェックイン場所である「おやきとコーヒー」があります。
「おやきとコーヒー」でチェックイン
チェックインは『松本本箱』ではなく、「おやきとコーヒー」でおこないます。
ホテルに直接行かないよう注意!
こちらでおやきとドリンクのサービスがあります。
私はあんこ味とコーヒーをいただきました。
おやきの味は長野名物の野沢菜、
ドリンクはほうじ茶も選べます。
2種類両方いただきたいくらい美味しかった~!
「とにかく早くホテルに行きたい!」という人は、
おやきとドリンクなしで先にホテルに案内してもらうこともできます。
食べ終わるころを見計らって、スタッフさんがチェックインの手続きをしに来ます。
Go to トラベルのクーポン番号を確認し、割引券もいただきました。
「おやきとコーヒー」からは送迎車も出してくれますが、
徒歩3分程度なので私は歩いて向かうことにしました。
手描きの地図で道のりを説明してもらえるので、
方向オンチの方も安心ですよ。
松本本箱の外観
方向オンチの私でもすぐたどり着けました。
本当にすぐ着くのですが、ホテルの主張が控えめすぎて、
1度通り過ぎてしまいました。
ここです。どこにも『松本本箱』の文字がない…。
もっと主張してくれていいんですよ!?
見上げるとこう。
フロントで館内の説明を受けます。
夕食と朝食の時間を決めて、いざ部屋へ。
露天風呂付きデラックスツインの部屋
※一番リーズナブルなスタンダードツインは埋まってたので、
その上のランクのデラックスツインの部屋をとりました。
『松本本箱』は全体的に照明の明るさを抑えています。
本は読めますが、すぐ眠くなってしまいそうなくらい暗いです。
写真は細部を見せるため、明るさ調整しています。
読書にぴったりの環境
寝っ転がれるサイズのスタイリッシュなソファ。
座り心地めちゃよかった…。
何より最高だったのはこの「おこもりベッド」!
秘密基地感たっぷり!
この中に入って読書するの、とても落ち着きました…。
この「おこもりベッド」は2階もあります。
広さは身長153センチの私が全身を伸ばしても余裕たっぷりなくらい。
おそらく170センチくらいの人なら全身伸ばせるんじゃないでしょうか。
おこもりベッドがあるのは「デラックスツイン」の部屋だけです。
ヒノキの露天風呂
各部屋のテラスにはヒノキのお風呂があります。
わざわざ浴場に行かなくてもいいのラクでした…。
お湯はどっちかというとぬるめで、サラサラした肌触り。
シャワールームもある
室内にシャワールームもあります。
備え付けのシャンプ、コンディショナー、ボディソープは自遊人セレクト。
オーガニックな香りがしました。髪もキシキシにならなくて使い心地よかったです。
室内設備
アメニティはメイク落とし、化粧水、乳液の3つ。
シルバーのタオル掛けはタオルウォーマーでした!
左下のスイッチを入れるとシルバーの筒が温まって
タオルを温かくしてくれるシロモノです。
お風呂に入る前にスイッチを入れておくといいです。
右下の桶は外にある「小柳の湯」という
シンプルな造りのお風呂小屋に行くときに持っていきます。
「小柳の湯」は本当に簡素だったので、
私は部屋のヒノキ風呂でじゅうぶんでした。
廊下に読書のおともがある
お菓子やお茶パックなどがずらりと並んでいました。
冷蔵庫や冷凍庫にはジュースやアイスも入っています。
ここから自由に持っていってOKです。
その他アメニティも廊下にある
歯ブラシやヘアブラシ、ボディタオルは部屋にはなく、廊下にあります。
これらは使い捨てを減らしたいという観点から、
できる限りお客様に持参していただきたいということだそうです。
その他、浴衣や追加のタオルなど、部屋にないな~と思ったものは
たいてい廊下にあります。
読めて買えてくつろげるブックストア
1階は至るところに本が置いてあります。その数なんと1万冊!
宿泊せずにブックストアだけ覗くこともできます。
ところどころに本を読むための休憩スペースがあります。
2階へ続く階段にも本棚。
2階の本棚には、中に入れる「おこもりスペース」があります。
本棚の中に入って読書できるなんて夢のよう…。
大浴場を改装した「オトナ本箱」
2階にあがると、「オトナ本箱」というのれんがかかっていました。
中に入ってみると…
大浴場!
浴槽(お湯は入ってません)にクッションが置いてあります。
中に入ってくつろげる非日常感が楽しい!
「オトナ本箱」にはオシャレな海外の本や写真集がたくさん置いてありました。
ボールプールで遊べる「こども本箱」
地下には「こども本箱」と名付けられた浴場があります。
こちらは所狭しと本棚が並べられ、迷路のようになっていました。
置いてある本はぜんぶ絵本。
本棚の迷路を奥に進むと…
ボールプール!
こちらもお湯は入ってないので、服のまま入れます。
監視員はいないので、お子さんが遊ぶ場合はケガしないよう見ててくださいね。
私もちょっと入って遊びました。だってこれは、入りたくなるでしょう…!
こども本箱の入り口には授乳室もありました。
夕食は美味しいけれどかなり待つ
夕食のメニューはどれも美味しかったのですが、
いかんせん出てくるのに時間がかかります。
お客さん20人に対してスタッフは4、5人。
このメインが出てくるまでに1時間かかりました…。
私は読書をしながら待っていたので、
「本を読んでたら自動でごはんが運ばれてくる」状態ではあったのですが、
それでも遅いな、と感じました。
18時からはじまり、食事を終えたのは19時半でした。
・夕食はかなりゆっくり出てくる。
・待つのがニガテな人は時間をつぶせる何かを用意しておくといいです。
朝食は美味しいし早い
朝食は時間に行くと、既にある程度ごはんが置いてありました。
スープなど、温かいものは席に着いてから持ってきてくれます。
焼きたてクロワッサンのサービスもありました。
バターの甘みが本当に美味しかったです!
チェックアウトには余裕をもって
自動チェックアウトできる機械はありません。
スタッフ1人がチェックアウトの手続きをします。
10~11時は特に混みあうとのことだったので、
私は9時に行きましたがそれでも10分程度待ちました。
帰りのバスや電車の時間が気になる方は
余裕をもってチェックアウトすることをおすすめします。
まとめ
・松本駅から最寄りのバス停まで約35分
・本を読むには最高の環境
・各部屋にヒノキのお風呂がある
・おこもりベッドに入りたい人はデラックスツインがおすすめ
・食事は美味しいけれど夕食は時間がかかる
・チェックアウトにはかなり余裕をもって
以上です!
本が好きな人には本当にたまらない空間だと思うのでオススメですよ~!
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松本本箱は【Go to トラベル】対象ホテルです。