湯奴-yuyakko-

元・社畜の雑記。V系と女性アイドルとアニメと読書が好きだから毎日忙しい。



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百合脳で観る「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝」感想

どうも、湯屋こゆです(`∨´*)
入場特典の小説欲しさに、旦那と一緒に外伝映画を2回きめてきました。とっても、とっても良かったよ~!
私は百合好きなので、百合に比重をおいた感想を書きます。ネタバレもあります。
こいつやばいなと思った人は読まなくていいから、映画の予告だけでも見ていってください。


『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』予告

 

 

 

ヴァイオレット・エヴァーガーデンとは

元軍人のヴァイオレットが、手紙の代筆を通して愛を知る物語です。

原作は小説で、2018年にアニメ化されました。制作は京都アニメーション。アニメを見ていなくても、今回の映画は楽しめます。

もっと詳しく知りたい方はこちらの動画をどうぞ。


5分で分かるアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第1回

 

お相手はツンデレ

今回のキーパーソンは、全寮制のお嬢様学校に通うイザベラ。パッとしない見た目に粗野な態度で、学校でも浮いています。

 

そんなイザベラに礼儀作法を教えるため、ヴァイオレットは家庭教師としてやってきます。
目的は3ヶ月後に控えたデビュタント(※貴族の娘による社交界デビューのこと)までにイザベラを立派なレディにすること。

ヴァイオレットは本来、手紙の代筆をする自動手記人形ですが、今回はイザベラの父親、つまりおエライさんからのご依頼のために社長も断れなかったようです。

 

初対面のヴァイオレットに、イザベラは「馴れ合うつもりないから」とピシャリ。百合的にはいい出だしです。

 

2人の共通点

イザベラは確かな血筋を持ちながらも、学校に入る前は孤児として貧しい生活を送っていました。
そのときに出会った、ことばを知らない小さな女の子、テイラーと生き別れたことをずっと心に抱えています。

 

整った顔立ちや端正な身のこなしから、よほどいい人生を歩んできたのだろうとヴァイオレットを妬むイザベラ。でも、実際にはヴァイオレットも孤児。

 

生き別れたテイラーに会うことが許されないイザベラ。
ヴァイオレットにも会いたいけれど、もう会うことができない人が居る。
そんな悲しい共通点を知ったイザベラは、少しずつ、ヴァイオレットに心を許していきます。

 

百合的推しシーン

本当に申し訳ないんだけど、静かに興奮してしまったシーンがあるので書かせてください!!!!

気管支がよわいイザベラはよく咳き込んでしまうのですが、ある日、夜中に発作が出てしまいます。思うように息ができず、苦しんでいるところに、異変に気付いたヴァイオレットがイザベラを静かに抱き起し、水差しでお水を飲ませるシーン。

申し訳ない、イザベラが苦しんでいるところ申し訳ない、色っぽい雰囲気を感じてしまって、つまり、その、大変おいしゅうございました…。こんなのずるいよ百合殺しだよ…。

 

ヴァイオレットが可愛い

 

きもちわるいことを書いてしまったのでヴァイオレットちゃんの可愛さについて書きましょうね。
ヴァイオレットちゃん何が可愛いって鼻の頭がちょっと赤いのが最高なんだよね…。
たぶん、これがなかったらタダの最強ビジュアルのお人形だと思う…。

 

そしてイザベラに髪を遊ばれるヴァイオレットは必見です。どの髪型もめちゃめちゃ可愛い~!

あと、寝る前になんとはなしにヴァイオレットの髪をいじっちゃうの、分かる~!あんな綺麗な髪が目の前にあったら触りたくもなるよね~!羨ましい~!!

 

はじめての友達

さて、本編に戻ります。
心を許したあとは、ヴァイオレットに教えてもらいながら、少しずつ礼儀作法を覚えていくイザベラ。
けれど、うまくできないダンスに落ち込み、ヴァイオレットに八つ当たりをしてしまいます。

 

わがままを言う相手も、甘えることも知らなかったイザベラが、おそらくはじめて、相手を困らせる、ということをした瞬間
そしてそれを真正面から受けとめ、責めることなく包み込むヴァイオレット。
そんな、そんな気遣いができるようになったんだね、ヴァイオレットちゃん…!とアニメシリーズを見ていた身としては感動できるポイントでもあります。

 

デビュタント当日

そして迎えたデビュタント当日。ヴァイオレットが本番で着る衣装は、勤め先であるC.H.郵便社から届きます。包み紙には同僚からのメッセージが添えられていました。

それを見たイザベラはやはり思うところがあり、寂しそうにします。このお嬢様学校に通う自分は、将来がもう決まっている。地位のある知らない男性のところに嫁ぐしかない。

でもヴァイオレットには帰る場所があり、待っていてくれる人が居て、どこにでも行ける。でも、今日だけは。

 

見ているこちらは、そんな想いが読み取れてしまう。だから、ヴァイオレットにふざけた様子で抱き着くイザベラがとてもいじらしくて、とてもかわいくて、そしてとても悲しい。

 

ダンスシーンは必見

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いざ本番。着飾ったイザベラは、男装のヴァイオレットと共に踊ります。
ずっとヴァイオレットのことを「キミ」と呼んでいたイザベラ。ここではじめて「ヴァイオレット」と、名前を口にします。はい、号泣。

 

踊りながら、自分より身長の高いヴァイオレットを見上げるイザベラ。その表情が、もう、まさに、

「こんなの恋する乙女の顔じゃん~~~~!!!!」と私の中の百合心が叫び、急激に満たされていくのを感じました。そしてこの勝手な百合脳変換が、あながち間違いでもないことが、証明されてしまいます。それについては後ほど。

 

希望の別れ

デビュタントを終え、ついに別れの朝。また会えるかなと問うイザベラに、「それは分かりません」と正直に答えるヴァイオレット。
でも、彼女は自動手記人形。
「お客様がお望みなら、どこへでも駆けつけます。」
…事実が確かな希望になるって、心の支えとしてじゅうぶんすぎる…。

と言っても、自動手記人形は本来、お手紙を代筆するお仕事。イザベラがヴァイオレットを呼ぶ機会が訪れることは、ない。

 

悲しいはずなのに、どこか晴れやかな気持ちにもなる、穏やかな別れでした。

 

オマケの百合がオマケじゃない

イザベラが通う学校には、業界を牛耳る名家のお嬢様も多くいます。本編で度々イザベラに絡んできたランカスターもその1人。

お高くとまっているように思えましたが、実は、家柄なんか関係なく、イザベラとお話をしたかったと言います。

きっと、ヴァイオレットが来てからのイザベラの変化を一番近くで感じていた人物なんだろうなぁ…と思うと、それだけでサイドストーリーが完成しますね。

 

百合的最強ポイント

こう、画面に2人が並んで写ってる、みたいな、分かりやすいところでの百合じゃないんですよ、私が言いたいのは!
肝心なのはヴァイオレットが去った後のイザベラ自身なんですよ!

 

自分のことを「僕」と呼び、フォークの扱いも乱暴だったイザベラは確かに変わった。

自分がレディとしての礼儀作法を身につけ振る舞うことが、ヴァイオレットと共に過ごした日々の証になる。
美しい所作のひとつひとつに、ヴァイオレットとの思い出がある

 

ほら…もう、尊い以外の言葉が浮かばなくないですか…?これでもう分かったでしょう?百合の民は全員もれなく観て?

 

そしてテイラーの物語へ

この映画の素晴らしいところは、イザベラとヴァイオレットの出会いから別れ、それだけでも十分美しくまとまっているのに、ここからテイラーの物語へと引き継がれるところ。

そして郵便配達人であるベネディクトのドラマも素敵なんです!

男性がヒールを履きこなす姿、刺さる人も居るんじゃないでしょうか。衣装めちゃめちゃ気になるんだよな…。

 

テイラーの物語は百合脳よりも涙腺が刺激されっぱなしで、本当に涙なしには見られません。観て。

 

特典小説

この映画は週ごとに入場特典がもらえました。それが原作者による書き下ろし小説。
アニメシリーズに登場したキャラクターの後日談が3つ、そしてとある日のイザベラとヴァイオレットを描いたものが1つ。

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中でも写真右下の「イザベラ・ヨークと花の雨」が最高で最高で…。ネタバレは控えますが、百合脳変換を全肯定したうえで、その遥か上をいく素晴らしい展開をみせます。

つまり百合の民は絶っっっ対に読んでってことです。

 

まとめ

百合好きの民は必修、そうでなくても心が洗われるから「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝」を観てください。

 

もともと2週間限定公開だったのが、あの痛ましい事件や反響もあって3週間限定公開、そして好評につき、一部の映画館ではさらに延長が決まったそうです。

自分の行ける映画館がいつまで上映しているか、公式サイトで調べてから出掛けてくださいね!

ではでは今回はこのへんで。

 

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』公式サイト